実際にネイティブのイングリッシュスピーカーと話していると、なんと言っていいか分からなくて考え込んだり、聞いたことがないフレーズで話しかけられたりと…

実際のところ、外国人との英会話がスムーズに続かなくて困ったと言う経験をお持ちの方も、実はいらっしゃるのではないでしょうか?

その気持ち、よく分かります!

英語の単語を知っているだけでは、実際の英会話がうまく進まないことって、ありますよね。

そこで今回は、英語のネイティブスピーカーと会話をする時に、知っていると役立つ英会話のフレーズをご紹介していきたいと思います。第1回目となる今回は、英語の挨拶をする時に役立つフレーズに注目してご紹介いたします!

誰かに会った時に使える英会話の挨拶フレーズ(初対面から仲良しまで)

Hello

最初にご紹介したいのが、誰かに会った際に便利な英語の挨拶表現です!

初対面の人から仲良しまで、相手との関係に合わせて使える、いくつかの英会話のフレーズをご紹介いたします。

1. How are you? (調子はどうですか?)

まず、学校の教科書によく載っているこのフレーズですが、実際にネイティブが使う際には、初対面の人や、あまり親しくない人に対して使用されることが多い傾向にあると思います。

また、教科書にはこのフレーズのみが載っている場合が多いですが、実際は他にも多くのフレーズがあります。ここからは、仲が良い友だちや、家族や親戚など、親しい相手に対して使える挨拶表現です。

ぜひ活用してみてください!

2. How’s it going? (調子はどう?)

アメリカでネイティブの友だちと挨拶をする時に、1番よく聞くのがこの「How’s it going?」のフレーズだと思います。

ここでの「it」には「それ」という意味はないので、「How’s it going?」と聞かれたら「What is “it”?」 (「それ」って何のこと言ってるの?) なんて、恥ずかしい質問を返さないように注意しましょう。

3. How are things going? (調子はどう?)

続いて、こちらの「How are things going?」も、「調子はどう?」と言う時に使われるフレーズです。

ちなみにここでの「things」は人生で起きている様々な「ものごと」を指しています。

4. How’s everything going? (調子はどう?)

他にも「things」の代わりに「everything」を使うことも可能です。

先ほどご紹介した2つのフレーズとのニュアンスの違いは、特にありません。

そして、上記4つのフレーズに対しての返事としては、

「Good!」  (良い感じ!)

「Great!」  (素晴らしいよ!)

「Okay.」  (まあまあかな。)

「Not bad.」  (悪くないよ。)

などといった単語レベルの返事で大丈夫です。

ちなみに、学校の教科書で「How are you?」の返事として習った「I’m good. Thank you. And you?」という表現は、かなり堅苦しいです。

実際、友だち同士はもちろん、初対面の相手との挨拶の際にも耳にすることは滅多にありません。

5. what’s up? (最近どう?)

続いて「What’s up?」は、先ほどご紹介したフレーズに比べてかなりカジュアルなものです。そして実は「What’s up?」は、省略して「Sup?」と言うこともできます。

ところで、実はこの表現は少しややこしく、本当に「最近どう?」と聞いている場合もあれば、単に挨拶で「よっ!」と言っているようなだけの場合もあるのです。

ですので、相手の言い方や表情によって、どちらの「What’s up?」なのかを判断してください。

例えば、「What’s up?」 (最近どう?) と聞かれている時は、自分の近況を話したりするのが良いです。特に何もない場合は 「Not much.」 (ぼちぼちかな。) と言うこともできます。

一方で、「What’s up? 」 (よっ!) と言われている時は、こちらも「What’s up?」と返しましょう。

6. Long time no see!  (久しぶりだね!)

久しぶりに会う友だちには、ぜひこのフレーズを使いましょう。

「Long time no see!」 と言われたら、「Long time no see!」と言い返してハグをするのが、お決まりのパターンです。

誰かと別れる時に使える英会話の挨拶フレーズ

Bye

次にご紹介したいのが、別れの際に使える英会話のフレーズです。

よく使われる英語の表現やおもしろ表現など、ぜひ使ってほしい「さようならフレーズ」を集めました。

1. See ya. (じゃあね。)

「See ya.」は「See you.」 (さようなら。) よりもカジュアルな表現で、ネイティブでは日常的に使用されています。

ちなみに、「ya」は「you」が省略された言い方で、「How are ya?」といったように、ネイティブと会話をしているとよく耳にする単語でもあります。

2. Talk to you later. (また後でね。)

以前こちらの省略言葉の記事でもご紹介しましたが、「また後でね」と言いたい時にはこの「Talk to you later.」というフレーズが便利です。

テキストでは「TTYL」と省略して書いても伝わります。また、「Talk to you soon.」と言っても同じ意味です。

3. I’m going to miss you… (寂しくなるよ・・・)

続いて、しばらく離ればなれになってしまう友だちや家族には、この「I’m going to miss you…」というフレーズがぴったりです。

また、しばらく会えていない相手には、「I miss you!」 (あなたが恋しいよ!) と言うこともできます。

4. Take care. (元気でね。)

この「Take care.」のフレーズは、「See ya.」や「Bye.」の代わりに使えます。

なお、「Take care.」は、具合が悪い人に対して「お大事に」という意味で使用されることもありますので、場合によって使い分けましょう。

5. See you later, alligator! (シーユーレーター、アリゲーター!)

最後にご紹介したいのがこちらの「See you later, alligator!」という表現です。直訳すると「さようなら、ワニ!」となりますが、この「ワニ」に特に意味はありません(笑)

「later」と「alligator」が韻を踏んでいるので、おもしろく聞こえるフレーズです。少しふざけてバイバイと言いたいときに、ぜひ使ってみてください。

自信を持って外国人に英語で挨拶しよう!

Hello

シンプルで基本的な英会話の表現を中心にご紹介しましたが、実際の外国人との会話の中では、どれも大事なものばかりです。

こちらが自信を持ってこのような会話ができれば、多少文章の文法を間違えても、外国人とのコミュニケーションも弾んで生きます。

ぜひみなさんもこのような英語の挨拶表現をマスターして、自信を持ってネイティブスピーカーと会話をできるようにしていきましょう!

お役立ち英会話フレーズ第2弾では、会話の際に知っていると役立つ相槌表現をご紹介いたします。お楽しみに!


FRON

第2弾:英語の相槌表現13種類!ふーんやいいねは何て言う?
第3弾:英語でレストランの予約・注文・会計する際に使えるフレーズ10選
第4弾:買い物の英語フレーズ14選!試着やサイズ、お会計はなんて言う?