日本で食品の買い物をするとき、みなさんはどのスーパーマーケットに行かれているでしょうか?
テレビのコマーシャルでもよく見かける全国チェーン店から、地元で長年愛されている小さな店舗まで、それぞれお気に入りのスーパーマーケットがあることと思います。
ところで、他の国のスーパーマーケットがどんなものか気になったことはありますか?
アメリカで買い物をするならどのスーパーがオススメ?
アメリカにも様々なスーパーマーケットがあり、多くが朝早くから夜遅くまで営業しており食品のみならず衣料品や筆記用具なども取り扱っているので、アメリカに旅行に行った際はもちろん、仕事や学校などの関係でアメリカ生活をしている人たちにとって、なくてはならない存在です。
実際に、筆者がシアトルで留学生活を行なっていた際に、スーパーマーケットのおかげで安く、そして速く、美味しい食事を食べられたことに感謝しています。
こちらの記事では、そんなアメリカ生活で欠かせないスーパーマーケットのうち、特に人気の5店舗をご紹介いたします!
Costco (コストコ)
「アメリカのスーパーマーケット」と聞いて、多くの人が最初に思い浮かべるのが「Costco」だと思います。
2017年末の時点で全国で514店経営されており、国民のお馴染みのスーパーマーケットです。日本でもいくつか出店していますよね。
Costcoで買い物をしたことがある方はお気づきかもしれませんが、Costcoの強みは、なんと言っても販売している商品のサイズの大きさにあります。
巨大なボトルに3リットル以上のケッチャプがたっぷり入って売られていたり、50センチほどもの幅があるバースデーケーキが置いてあったりと、とにかく全てがビッグサイズです。
ですので、大家族はもちろん、業務用のスーパーマーケットとしてレストランの経営者などが買い物をすることが多いです。
さらに、試食が豊富なのもCostcoが人気の理由の1つです。チョコレートやアイスクリーム、ミートボールなど、お店の中でいくつもの試食コーナーを見かけること間違いなしです。食べてみたいものがあったら、恥ずかしがらずに試食しちゃいましょう!
また、食品だけでなく、ソファやテーブルといった家具や、シャンプーや歯磨き粉などの生活雑貨なども豊富に取り揃えられています。
ちなみに、日本語では「コストコ」と呼びますが、英語では「コスコ」と発音します。アメリカへ行った際に「Let’s go to コストコ ! 」と言っても通じないのでお気をつけください。
WinCo Foods (ウィンコ・フーズ)
Costcoのミニチュア版のようなスーパーマーケットが「WinCo Foods」です。
Costcoとは異なり、普通の (と言ってもアメリカ基準の「普通」ですが・・・) サイズの食品が安く販売されています。食品にしぼって取り扱いをしている代わりに、それぞれの食材の種類が豊富なのもWinCo Foodsのオススメポイントです。
また、WinCo Foodsでは海苔やみりんなどの日本食を含め、アメリカの外の国々から輸入した食品も数多く取り揃えられています。
アメリカ生活中に日本食が恋しくなったら、ぜひWinCo Foodsで大好きな日本のお菓子やカップ麺などを好きなだけ買ってしまいましょう!
Safeway (セーフウェイ)
WinCo Foodsと同じで食品にしぼって経営しているのが「Safeway」です。
全国に1,300以上もの店舗があり、そのうちのおよそ500店舗はカリフォルニアに集中しています。
Safewayを訪れたらぜひ利用してほしいのが、サラダや炒め物などが20種類程度並んだ、日本でいう「お惣菜コーナー」のようなセクションです。好きな料理を好きなだけ購入し、重さによって支払うことができるので、「今日は料理を作りたくはないけど外食もちょっと・・・」というときなどにぴったりなんです。
ラッキーなときは、チーズやヨーグルトの試食もできますよ。
Walmart (ウォールマート)
商品の価格の安さで勝負しているのが「Walmart」です。
野菜から冷凍食品、お菓子類など、多くの食品が他のスーパーマーケットに比べて低い値段で販売されています。さらに、Costcoと同様に、食品に限らず文房具やクッションなど日用品も幅広く売られています。
質は気にしないからとにかく安く済ませたい!という方にオススメなのがWalmartです。
世界中で6,300店舗以上を経営しているという事実がWalmartの人気っぷりを示していますよね!
Target (ターゲット)
Walmartより少し高品質なものを安くゲットしたい・・・という人たちがよく訪れているのが「Target」です。
WalmartやCostcoと同様に食品・衣料品・ゲームなども販売されているTargetでは、Walmartに比べて多少値は張るものの、いくらかクオリティーが高い商品を買えることから、若者からお年寄りまで多くの人々から支持されています。
また、店内に入ってすぐのところにある「ターゲット・カフェ」ではピザやチュロスなどできたての食事が販売されており、そちらも人気です。
ちなみに、「ターゲット・レッドカード」と呼ばれるターゲットのクレジットカードを作り、それで買い物をすると5パーセントオフになるという嬉しいキャンペーンが実施されています。
目的に合わせてそれぞれのスーパーマーケットを利用しよう
どのスーパーマーケットも、アメリカでの生活を支えてくれる心強い味方です。
ご紹介したように、それぞれのスーパーマーケットが異なる長所や特徴を持っているので、「大量に買いたい!」というときはCostcoで、「ちょっと質が良いものを買おう」というときはSafewayで買い物をするというように、目的に合わせてぴったりなスーパーマーケットを選びましょう!