ふんわりとした食感とほんのり甘い味で人気のシフォンケーキ。

カフェやレストランで提供されるような、しっとりふわふわなシフォンケーキなんて、簡単には作れないでしょ・・・と思っていませんか?

 

そんな方のために、こちらの記事ではシフォンケーキの型がなくても作れるふわふわのシフォンケーキの作り方をご紹介いたします。

こちらの記事を参考にして、ぜひご自宅でシフォンケーキ作りに挑戦してみてくださいね!

 

ふわふわしっとりなシフォンケーキを作りたい!

 

 

ふわふわで甘〜いシフォンケーキは、女性を中心に多くの人のお気に入りのスイーツだと思います。

お店で出されるようなふわふわでしっとりとしたシフォンケーキを自分で作って食べたいけど、自分で作るのは難しそう・・・と思っている方も多いかと思います。

ですが、シフォンケーキは手順や材料の分量をしっかり守れば簡単に作ることができるんです!

 

また、シフォンケーキを作る際に使用するのは、真ん中に丸い穴が空いた円形の型を思い浮かべる方がほとんどだと思います。

ですが、実はシフォンケーキは専用の型がなくても作れてしまうんです!

あの特徴的な型は、シフォンケーキを焼き上げた後に中心の円の部分を支えにして、裏返して冷ますことができるようにという理由からきているんだそう。

そうすることで、ケーキが重力に負けてしぼんでしまうことなく、ふわふわの状態が保てるのです。

つまり、ドーナツ型のケーキ型でなくても、裏返して冷ますことができるものであれば、パウンドケーキ型でもシフォンケーキは作ることができるということです。

 

というわけで、以下では、パウンドケーキ型を使用した、とっても簡単なふんわりしっとりなシフォンケーキのレシピをご紹介いたします。

ぜひ、ご自宅で作る際の参考になさってくださいね。

 

材料

 

水  …  50ミリリットル

薄力粉  … 80グラム

卵  …  3個

サラダ油  … 50ミリリットル

砂糖  … 80グラム

ベーキングパウダー  … 5グラム

 

  •   砂糖はそれぞれ、卵黄に入れる分が40グラム、卵白に入れる分が40グラムです。

    お好みで量を調節してください。

 

作り方

 

 (1)  オーブンを165度に予熱しておく

 

まずは、オーブンを165度に予熱しておきましょう。

 

 (2)  パウンドケーキ型にクッキングシートを敷く

 

 

パウンドケーキ型にクッキングシートを敷いておきましょう。

なくても構いませんが、敷いておくと後ほど取り出すのがラクになります!

 

 (3)  卵を卵黄と卵白に分ける

 

 

卵を卵黄と卵白に分け、それぞれ違うボウルに入れます。

卵黄の油分が卵白に混じりこむとメレンゲを作ることができなくなってしまうので、気をつけながら分けてください。

もし卵黄と卵白が混ざってしまった場合は、新しい卵を使用してやり直してください。

 

 (4)  卵黄に水、砂糖、サラダ油を混ぜ合わせる

 

 

卵黄に、水とサラダ油、そして砂糖40グラムを加えて混ぜていきます。

残った40グラムの砂糖は卵白に入れて、メレンゲを作る際に使用します。

 

(5)  薄力粉とベーキングパウダーを  (4) に混ぜる

 

 

薄力粉とベーキングパウダーを何回かに分けて、少しずつ加えていきます。

ダマができないように、全体的に丁寧に混ぜていきましょう。

 

 

下の写真のようにトロッとした感じになればオッケーです!

 

 

 (6)  卵白に砂糖を混ぜ、メレンゲを作る

 

 

卵白と残りの砂糖を使用してメレンゲを作っていきます。

まずは砂糖を入れずに、卵白のみで混ぜてください。

ある程度混ざったら、砂糖を少しずつ加えていきながら、ツノが立つまで混ぜていきましょう。

全体的に真っ白でふわふわとした感じになったら、ツノが立つかチェックしてください。

 

 

 (7)  メレンゲを  (5) に混ぜる

 

 

先ほど作った生地に、メレンゲを少しずつ入れて混ぜていきます。

メレンゲの泡を潰さないように、さっくりと優しく軽い感じで混ぜていくのがポイントです。

混ぜ終わると、下の写真のようになります。

 

 

 (8)  パウンドケーキの型に  (7) を入れる

 

 

先ほどクッキングシートを敷いておいたパウンドケーキ型に、シフォンケーキの生地を流し込んでいきます。

全て生地を流し込み終わったら、型をふるわせながら余分な気泡を取り除きましょう。

 

 (8)  165度のオーブンで35分間焼き上げる

 

165度に予熱しておいたオーブンでシフォンケーキを焼いていきます。

つまようじなどを刺し、生地がまだついてくるようであれば、さらに追加で5分ほど焼いてください。

 

 (9)  パウンドケーキ型を裏返して冷ます

 

 

シフォンケーキが焼きあがったら、パウンドケーキ型を裏返します。

型の両端の持ち手の部分を、同じ高さのコップや容器など、同じ高さの土台2つに載せて冷ましていきます。

そうすることで、シフォンケーキが重力でしぼんでしまうのを防ぎながら冷ますことができます。

今回は、高さ5センチほどの容器2つを使用しました。

 

 

ケーキが十分に冷めたら、型から外しましょう。

お好みの厚さにスライスしたら出来上がりです!

甘〜い香りがただよう、しっとりふわふわなシフォンケーキが焼けました。

 

 

みかん・オレンジのシフォンケーキも作りたい!

 

 

レシピの材料に入っている水の代わりに、みかんやオレンジの果汁を使用すると、爽やかな柑橘系の香りがただようシフォンケーキを作ることができます。

 

今回は、上のレシピ同様にパウンドケーキ型を使用して、みかんのしぼり果汁を使用したシフォンケーキを作ってみました。

みかんの甘酸っぱい香りとさっぱりした甘さがそろった、美味しいシフォンケーキができました!

柑橘系が好きな方や、おうちにみかんがあるという方は、ぜひ試してみてくださいね!

 

 

以上、しっとりふわふわなシフォンケーキの作り方をご紹介いたしました。

シフォンケーキ専用の型がなくても、シフォンケーキは簡単に作れます!

ぜひ休日や時間があるときに作ってみてくださいね!

 


https://haraheri.net/article/345/chiffon_cake