全国的に梅雨が明け、最近は蒸し蒸しとした暑い日々が続いていますね。

こんな暑い日には、スターバックスで冷た〜いコーヒーを飲んで涼むのを楽しみにしている、なんていう方も少なくないと思います。

他の季節ももちろんですが、特に夏の暑い日差しと蒸し暑い空気の中で少しでも歩くと、やはりスターバックスの冷房が効いたカフェで冷たい飲み物を飲みたくなるものです。

今回は、そんなスターバックスがアメリカで実施している素晴らしいプログラムについてご紹介します。

スターバックスの魅力がグッと増すこちらのシステムを知ったら、あなたがスタバファンでもそうでなくても、きっとびっくりするはずですよ!

スターバックスってどんなところ?

Coffee

そもそも、スターバックスとはどのようなお店なのでしょうか?

日本語では通称「スタバ」とも呼ばれることがある「スターバックス・コーヒー」は、アメリカ合衆国のワシントン州シアトルで1971年にオープンしたコーヒーショップです。

シアトルのファーマーズ・マーケットの片隅の小さなお店で始まったスターバックスですが、その後ぐんぐんと規模の拡大を続け、現在では世界中のコーヒー好きに愛される、世界でもっとも有名なコーヒーショップのブランドに成長しました。

ちなみに、7月15日現在で世界中に27,339店舗ものスターバックスがあるんです!

そんなスターバックスでは、コーヒーをはじめ、紅茶、ジュース、スムージーなど、幅広い種類のドリンクを提供しています。

メニューに載っているのは40種類ほどのドリンクですが、ミルクの種類や砂糖の量などを自分好みに変更をすることができるカスタマイズ制を採用しているので、実際はメニューに載り切らない数のドリンクが販売されています。

全てのコンビネーションを合わせると、その数なんと、87,000種類ものドリンクを提供していることになるんだそうです!

万単位とは・・・ものすごい数ですね。

また、ドリンクのみに限らず、サンドイッチやカップケーキ、チョコレートチップクッキーなど、コーヒーや紅茶など店自慢のドリンクとよく合う食べ物も販売されています。

ちなみに、海外のスターバックスに行くと、日本では販売されていないドーナッツやケーキなども売られているので、ぜひ旅行や出張で海外に行った際はスターバックスをチェックしてみると楽しいかもしれません。

スターバックスで働くとは?

Coffee

何万もの種類のドリンクや美味しい食事を提供しているスターバックスですが、「スタバで働きたい!」というのは多くの学生さんの夢でもあると思います。

では、スターバックスで働くというのは一体どのようなものなのでしょうか?

以下で簡単にご紹介していきます。

はじめに、スターバックスで働く人は「バリスタ」という名称で呼ばれることが多いです。

バリスタとは、もともとイタリア語の「barista」から由来しており、お客さんからの注文を受けてその場でコーヒーを淹れる仕事、及びその仕事に就いている人々のことを意味しています。

ですが、スターバックスのバリスタはコーヒーを淹れるだけが仕事ではありません。

コーヒーを淹れたりスムージーを作ったりといったドリンクの作成、店舗で使用されているコーヒー豆やその他の商品の説明及び販売、ドリンクの材料やそれに含まれるアレルゲンなどの説明、商品の陳列や店内の看板及びポップのデザインなどなど、その仕事内容は多岐に渡ります。

そんなバリスタの皆さんは、働く際に必ずエプロンを身につけています。

耳にしたことがある方もいるかと思いますが、実は身につけているエプロンの色によってバリスタのレベルを見分けることができるんです。

というのも、ほとんどのバリスタは緑色のエプロンをしているのですが、たまに黒いエプロンをしたバリスタがいて、この「ブラックエプロンバリスタ」たちがすごいんです!

スターバックスでは、コーヒーテイスティングやコーヒーについての知識などのスキルが問われる認定試験が、年に1度だけ行われています。

その認定試験で合格したバリスタのみが、自分の名前が刺繍されたブラックエプロンを身につけることが許されています。

ちなみに、ブラックエプロンを持つバリスタは、日本のスターバックスで働く人のおよそ1割程度しかいない、とっても貴重で憧れの存在なんです。

スターバックスで働くと大学が無料に?

College

スターバックスでの仕事にやりがいや楽しさを感じる人は世界中にたくさんいます。ですが、そういった気持ちの面以外にも、スターバックスで働く魅力があるのも事実です。

そのうちの1つが、冒頭で少しだけお話しした「素晴らしいプログラム」のことなのですが、何かと言うと、スターバックスで働く従業員は皆、無料で大学へ行くことができるというものなんです!

数年前から実施されているこちらのプログラムは「スターバックス・カレッジプラン」と呼ばれるもので、スターバックスの従業員はパートタイム・フルタイムに関わらず、アメリカ合衆国のアリゾナ州にある、アリゾナ州立大学のオンラインクラスを無料で受講することができるんです。

アリゾナ州立大学のオンラインクラスは、1年間でおよそ150万円かかるので、スターバックスで働くことでかなりの額の学費をセーブすることができるようになります。

このプログラムのおかげで、大学に行くお金が無い人や、大学のオフラインの授業に参加している時間が無い人なども、大学の授業を受けて学位の取得を目指すことができるようになったのです!

なお、このプログラムは現在アメリカの従業員のみに対して実施されています。

まとめ

Coffee

以上、スターバックスが実施している素晴らしいプログラムについてご紹介しました。

アメリカでは多くの大学の学費が高く、卒業して何年経っても学費のローンを払い続ける人が大勢いることが社会問題になっているほどです。そんな悪循環を断ち切ろうと、学費無料のプログラムを打ち出したスターバックスは格好良いと思いませんか?

これからのスターバックスの活躍にも期待大です!