日本といえば、「世界一」と言っても過言ではないほどのアニメーション大国ですよね。
「サザエさん」や「ドラえもん」などお茶の間でもおなじみのアニメから、「となりのトトロ」や「君の名は。」など、日本だけでなく世界中でも有名なアニメーション映画まで、日本ではアニメーションが文化の一部となっています。
アニメをそんなに見ることがない方でも、最近はどんなアニメが人気なのかといった日本でのアニメ事情はなんとなく分かる場合が多いと思います。
ですが、太平洋の反対側に位置するアメリカでのアニメ事情をご存知の方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
そこでこちらの記事では、世界の国や地域ではやっている日本のアニメを、1位から10位までのランキング形式でご紹介いたします!
海外で人気のアニメ第10位から第6位は?
今回ご紹介するランキングは、アメリカをはじめとする外国のアニメファンの間でよく使われている「My Anime List」というウェブサイトのものを引用しています。
ランキングの順位は、それぞれのアニメの10段階評価と投票率の2つの数値の組み合わせから算出されています。
ちなみに「My Anime List」は、最新作からご長寿アニメまで数え切れないほどのアニメの、あらすじやエピソード数といった情報や、そのアニメを見た人からの口コミや評価などが載っている便利なウェブサイトです。
気になる方は「My Anime List」のウェブサイトもチェックしてみてくださいね。それでは、以下でランキングを発表いたします!みなさんのお気に入りのアニメはランクインしているでしょうか?
第10位:NARUTO – ナルト –
第10位にランクインしたのは、日本でも幅広い年代からの人気を誇る「NARUTO – ナルト – 」です。
おちこぼれの忍び・うずまきナルトが、友情や数々の試練を通して、忍びとしても人としても強くなっていくストーリーです。
原作となる漫画は1999年から2014年まで15年にわたり「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本は外伝を含め73巻にも及ぶ大作です。アニメは2002年から放送され、2015年にはナルトが大人になってからのストーリーが描かれた映画が公開されました。
筆者が小学生の頃に、ナルトの口ぐせである「だってばよ!」が男子の間ではやっていた記憶が今でも残っています。
第9位:コードギアス 反逆のルルーシュ
第9位に入った「コードギアス 反逆のルルーシュ」は、2006年ごろに放送されたSFロボットアニメです。
神聖ブリタニア帝国という大国に支配され「エリア11」と呼ばれるようになった日本で、母親を暗殺された少年ルルーシュ・ランペルージが軍事組織を結成し神聖ブリタニア帝国に対して挑んでいくストーリーです。
このアニメで特徴的なのは、主人公のルルーシュが悪者として描かれている「悪漢小説」と呼ばれる作風である点です。また、登場人物ひとりひとりの苦悩や葛藤を繊細に描いた作品でもあります。
流血などの刺激が強いシーンが多いので、苦手な方はお控えください。
第8位:東京喰種 トーキョーグール
ダーク・ファンタジーの中で近年人気の作品「東京喰種 トーキョーグール」は第8位でした。
原作となる漫画は2011年に「週刊ヤングジャンプ」で連載が開始され、その後小説・アニメ・舞台・映画と、様々なメディアで発表されています。
人間を食料とする「喰種」たちの脅威にさらされている東京が舞台です。
都内の大学生のカネキは、事故をきっかけに喰種の内臓を移植されてしまい半喰種になってしまいます。人を食べたいという生理的欲求と、人として生きたいという思い間で葛藤するカネキですが、人間側からも喰種側からも狙われてしまい、自らの命や大切な人を守るために数少ない半喰種として戦うこととなるのです。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」同様、過激なシーンが含まれていますのでご注意ください。
第7位:ワンパンマン
笑いなしでは見られない「ワンパンマン」が第7位にランクインしました。
ある日、就職活動中のサイタマは、街で暴れていた怪人を倒したことをきっかけに、ヒーローを目指し始めます。そして3年後、過酷 (笑) なトレーニングの末に最強のヒーローとなり、世界の平和のために怪物たちと戦います。
この作品は、気張らずに笑って見られるギャグアニメです。たとえばサイタマがヒーローになるために行った過酷 (笑) なトレーニングの内容は、笑わずにはいられません。ぜひアニメでご確認ください!
ちなみにこの「ワンパンマン」というタイトルですが、どんなに強い相手でも、いつもたった一発のパンチで倒してしまうサイタマを表しており、かの有名なアニメ「アンパンマン」にもかけてある、ウィットに富んだ名前だと思います。
第6位:STEINS;GATE (シュタインズ・ゲート)
日本のSFアニメの代表作の1つとも言える「STEINS;GATE」は、第6位にランクインしました。
「STEINS;GATE」は、もともと「5pb. 」から2009年に発売された同名のテレビゲームソフトを原作としています。ゲームソフトの人気を受けて、2011年にアニメが、2013年に映画が、それぞれ発表されました。
「未来ガジェット研究所」という秋葉原の発明サークルで、日々発明に力を注ぐ岡部倫太郎率いる研究所のメンバーたちは、ある日、意図せずしてタイムマシンの発明に成功してしまいます。
研究所のメンバーたちは、タイムマシンを利用して過去を思い通りのものに変えていきますが、一見小さな変化に見えるそれぞれの過去の変更が、知らない間に大きな影響を与えていきます。
最後まで目が離せないハラハラドキドキのSFドラマです。