ニューヨーク州・マンハッタンでオススメの観光スポットは?
「旅行でニューヨークに行く」や「ニューヨーク観光に行く」などと言うのをよく耳にしますが、この場合の「ニューヨーク」は「ニューヨーク市」を指していることがほとんどです。
文化や経済など様々な面で世界をリードしているニューヨーク市は、夜でもネオン看板や街灯、車のライトなどでまぶしいほど明るく、「眠らない街」というニックネームがついているほどです。
そんな、ニューヨーク州だけでなく世界の中心的存在でもあるニューヨーク市の中で、特に多くの観光客が訪れている「マンハッタン」というエリアがあります。
マンハッタンは南北に細長く伸びていることから、「ダウンタウン・マンハッタン」「ミッドタウン・マンハッタン」「アップタウン・マンハッタン」の3部分に分けて呼ばれることが多いです。
また、マンハッタンを東西に走る道は「ストリート」と呼ばれ、南から北へ行くほどストリートの数字が大きくなっていきます。
諸説ありますが「The Encyclopedia of New York City (ニューヨーク市の百科事典) 」という本では、ダウンタウン・マンハッタンは第1ストリート (1st Street) から第34ストリート (34th Street) まで、ミッドタウン・マンハッタンは第34ストリートから第59ストリート (59th Street) まで、そしてアップタウン・マンハッタンは第59ストリートより北側という区分がされています。
以下では、本に記載されている区分方法を元に、マンハッタンでオススメの観光スポットをダウンタウン・ミッドタウン・アップタウンの順にご紹介いたします!
みなさんのニューヨーク観光の参考になれば幸いです。
< ダウンタウン・マンハッタンのオススメ観光スポット >
ナショナル・セプテンバー・11 メモリアル
2001年9月11日、ワールド・トレード・センターのツインタワーにハイジャックされた飛行機が突っ込むという「アメリカ同時多発テロ事件」が起こったことを覚えている方は多いと思います。
よく覚えていないという方や当時はまだ生まれていなかったという方のために当時の状況を簡単にご説明すると、イスラム系の過激派組織「アル=カーイダ」のメンバー19人がアメリカン航空とユナイテッド航空の飛行機計4機をハイジャックし、ペンシルバニア州の原野とワシントンDCにあるアメリカ国防省の建物「ペンタゴン」、そしてマンハッタンにあるワールド・トレード・センターのツインタワーに飛行機ががそれぞれ突っ込みました。
この非情なテロ事件の結果、飛行機の乗員乗客・ツインタワーで働いていた人々・ツインタワーの近くにいた人々など、合計で2,977もの尊い命が犠牲となりました。
そんなテロ事件の悲惨さを忘れないため、そして亡くなられた人々への哀悼の意を表すため、ツインタワーの跡地に「ナショナル・セプテンバー・11 メモリアル」が建設されました。
2棟のタワーの跡地には2つの大きな四角いプールが建てられており、天気の良い日には、プールがニューヨークの美しい青空を反射しているのを見ることができます。
また、それぞれのプールの周りはテロ事件の犠牲者の名前が掘られた金属板で囲まれています。
毎年9月11日には式典に加えて「トリビュート・イン・ライト (Tribute in Light) 」というイベントが開催されており、日没から翌日の夜明けごろまで、9/11 メモリアル・パークからツインタワーを象徴する2筋の青い光が空に向かって伸びていきます。
なお、上の写真は2017年の「トリビュート・イン・ライト」の際に撮影したものです。
ナショナル・セプテンバー・11 メモリアルの基本情報
名称 : ナショナル・セプテンバー・11 メモリアル
英名 : National September 11 Memorial
住所 : 180 Greenwich St, New York, NY 10007
アクセス : JFK国際空港から車で40分、地下鉄・バスで1時間10分
電話番号 : (212) 312-8800
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 7:30~21:00
公式URL : National September 11 Memorial
ナショナル・セプテンバー・11 メモリアル・ミュージアム
ナショナル・セプテンバー・11 メモリアルの隣に建っているのが「ナショナル・セプテンバー・11 メモリアル・ミュージアム」です。
こちらでは、アメリカ同時多発テロ事件当時の写真や映像を見たり、目撃者や体験者の目線で当時の状況を学んだりすることができます。
特にインパクトが強いのは、テロによって亡くなった人々の顔写真が展示されているコーナーでしょう。
設置されているタッチパネルを使用して、犠牲者一人ひとりのプロフィールや家族や同僚からのメッセージを見たり聞いたりすることができます。
テロ事件の犠牲者たちには家族や友人がいて、仕事や趣味があって・・・と、私たちとなんら変わらない人々だったのだと、改めてテロ事件の悲惨さと命の重みをひしひしと感じさせられます。
他にも、ツインタワーの残骸やタワーが崩壊した際に押しつぶされた消防車など、テロ事件がどれほどの破壊力を持っていたのかを目の当たりにすることができる展示がいくつも並んでいます。
こちらのミュージアムを訪れたら、学ぶことや感じるものがきっとあるはずです。
ナショナル・セプテンバー・11 メモリアル・ミュージアムの基本情報
名称 : ナショナル・セプテンバー・11 メモリアル・ミュージアム
英名 : National September 11 Memorial Museum
住所 : 180 Greenwich Street, New York, NY 10007
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (212) 312-8800
定休日 : なし
営業時間 :
博物館 日曜日から木曜日 : 9:00~20:00
金曜日・土曜日 : 9:00~21:00
記念碑 毎日 : 7:30~21:00
料金 :
大人 24ドル
13歳から17歳の小人 20ドル
7歳から12歳の小人 15ドル
65歳以上の大人 20ドル
大学生 20ドル
退役軍人 18ドル
注意点 :
日曜日から木曜日は18:00で入場締め切り、金曜日と土曜日は19:00で入場締め切りです。
博物館・記念碑のツアーは、それぞれ別途費用がかかります。
公式URL : National September 11 Memorial Museum
ワールド・トレード・センター駅
「ワールド・トレード・センター駅」は、アメリカ同時多発テロ事件によって機能できなくなった旧ワールド・トレード・センター駅の代わりとして、2016年に新しく開業しました。
写真の通り白い柱と山型の天井が特徴的な駅ですが、内観だけでなく外観も印象的なデザインとなっています。
何本もの柱が建物の両側にほぼ左右対称な形で斜め上に突き出ており、それが翼のように見えるので、建物全体を見るとまるで白い鳥が飛んでいるかのようなんです。
この芸術的な駅のデザインを手がけたのはサンティアゴ・カラトラバというスペインの建築家で、過去には2004年のアテネオリンピックの競技場のデザインもしたことがあるんだそう。
ちなみにこの駅には、ラテン語で「眼」を意味する「Oculus」というおしゃれな名前がつけられています。
見た目の美しさが圧巻で「駅」だということを忘れてしまいそうになりますが、きちんと現役の駅として活躍しています。
マンハッタンで重要な交通手段である地下鉄の路線がいくつも集まっていたり、隣のニュージャージー州へと続く電車の発着地となっていたりと、マンハッタンの「ハブ」駅として活躍しています。
また、「Kate Spade」や「Apple」などといったお店も入っており、ショッピングにも最適な場所です。
地下鉄を乗り降りしたり買い物をしたり際に使用するのはもちろんですし、太陽の暖かな光が差し込む真っ白な空間の中で、テロ事件の犠牲者や世界平和について思いを馳せるのも良いかもしれません。
ワールド・トレード・センター駅の基本情報
名称 : ワールド・トレード・センター駅
英名 : World Trade Center Station
住所 : 10007, 70 Vesey St, New York, NY 10006
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間10分
公式URL : World Trade Center
ワン・ワールド・オブザーベトリー
1,776フィート (およそ541メートル) もの高さを誇る新しいワールド・トレード・センターの100階・101階・102階・107階には「ワン・ワールド・オブザーベトリー」という展望台があります。
西半球で最も高いビルの最上階から臨むマンハッタンの景色は、必ず一度は見ておきたいですね。
ブロードウェイなどの繁華街や緑豊かなセントラル・パーク、そしてマンハッタンの側を流れるハドソン川など、360度ぐるりと余すことなくマンハッタンを楽しむことができるでしょう。
どの時間帯も美しい景色が楽しめますが、特にオススメなのは夜景です。
アメリカそして世界の中心的存在であるニューヨークの、光り輝く姿が印象的です。
展望台への入場については、「VIP エントリー」という、長い列を待たずに入場できるディズニーランドでいうファストパスのようなチケットや、マスターカードを持っている人が食事やツアーを楽しむことができる「VIP ツアー」というものなど、全6種類のチケットが販売されています。
自分の旅行プランに合ったチケットを購入して、マンハッタンの街並みを心ゆくまで楽しみましょう。
ワン・ワールド・オブザーベトリーの基本情報
名称 : ワン・ワールド・トレード・オブザーベトリー
英名 : One World Observatory
住所 : 285 Fulton St, New York, NY 10007
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (844) 696-1776
定休日 : なし
営業時間 :
2月1日から4月30日 9:00~21:00
5月1日から9月4日 8:00~21:00
9月5日から12月31日 9:00~21:00
料金 :
スタンダード・リザーブド (日程・時間ともに要予約) 34ドル
プライオリティ・リザーブド (VIP エントリー) 56ドル
プライオリティ・アドミッション (予約不要 + VIP エントリー) 67ドル
VIP ツアー (マスターカードを保持する人のみ参加可能) 67ドル
デイ・フレックス (予約した日程の中であれば好きな時間に訪れることが可能 + VIP エントリー) 67ドル
サンセット・フレックス (日が沈む時間帯に訪れることが可能 + VIP エントリー) 61ドル
注意点 : スタンダード・リザーブドは、6歳から12歳は28ドル、65歳以上は32ドルです。
公式URL : One World Observatory
ザ・ハイライン
「ハイライン・パーク」という名前でも呼ばれることがある「ザ・ハイライン」は、かつてニューヨーク・セントラル鉄道が走っていた線路を利用して作られた公園です。
鉄道の線路に沿って造られているため、こちらの憩いの場は第12ストリート (12th Street) あたりから第34ストリート (34th Street) まで、南北におよそ3キロメートルほどの長さがあります。
こちらの細長い公園では、ハドソン川やマンハッタンのオフィス街など、公園のどこにいるかによってマンハッタンの異なる顔を楽しめます。
オススメなのは第17ストリート (17th Street) あたりにある窓付きの休憩場所で、ザ・ハイラインの下を走る車や道路を歩く人々を、窓から見ることができるんです。
マンハッタンで楽しくエクササイズをしたいという方には、緑に囲まれながら公園の端から端までウォーキンができるザ・ハイラインがオススメですよ。
ザ・ハイラインの基本情報
名称 : ザ・ハイライン
英名 : The High Line
住所 : New York, NY 10011
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間5分
電話番号 : (212) 500-6035
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 7:00~19:00
料金 : 無料
公式URL : The High Line
ブルックリン橋
「ブルックリン橋」は、イースト川をまたいでダウンタウン・マンハッタンとブルックリンを結んでいます。
「サタデー・ナイト・フィーバー」や「ファンタスティック・フォー」など、日本でも人気の映画にもブルックリン橋は登場しています。
全長およそ486メートルのこちらの橋は1869年に建設が開始され、14年をかけて1883年に完成されました。
1883年に開業した当時、こちらの橋は「最も長いつり橋」として話題となりました。
現在は「ニューヨーク・シティのランドマーク」や「歴史的なナショナル・ランドマーク」の1つに選ばれて、歴史的建造物としても重要な存在を担っています。
ブルックリン橋は車のみでなく自転車や徒歩で渡ることもできますので、ジュースやコーヒー片手にのんびり歩きながら橋を渡るなんていうのも良いかもしれません。
また、マンハッタンの街中から橋の写真を撮るのもオススメで、特に夜にはライトが点灯されてキラキラと光輝く橋の写真を収めることができます。
「ただの橋」と決めつけず、ぜひマンハッタン観光の際はブルックリン橋にも足を運んでみてくださいね。
ブルックリン橋の基本情報
名称 : ブルックリン橋
英名 : Brooklyn Bridge
住所 : Brooklyn Bridge, New York, NY 10038
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間10分
公式URL : Brooklyn Bridge
ウォール街
ダウンタウン・マンハッタンを歩いている最中に巨大な雄牛の銅像に遭遇したら、あなたがいるのは「ウォール街」です。
ウォール街は金融関連の企業や団体が多く集まっている、8ブロックの長さを持つ通りです。
金融・経済において世界を引っ張っているニューヨークですが、その中心的役割を担っているのがこちらの通りなんです。
通りの両側にはいくつもの銀行や「ニューヨーク証券取引所」が建ち並んでいます。
さらに、アメリカのトランプ大統領が経営家だった当時に建てられた「トランプ・タワー」も、こちらの通りに堂々とそびえ立っています。
ウォール街は、まさに「世界経済の中心地」なんですね。
ちなみに、こちらの雄牛の銅像には「チャージング・ブル」という名前があり、高さはおよそ3.5メートル、重さはなんとおよそ3200キログラムにもなります。
こちらのブルは、値上がり傾向にある強気の相場を意味する「ブル・マーケット」という言葉を象徴しておりウォール街や周囲の金融街のシンボル的な存在となっています。
金融に興味がある方にはもちろんオススメの観光地ですが、金融にそれほど興味がない方も、チャージング・ブルに会いにぜひウォール街へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
ウォール街の基本情報
名称 : ウォール街
英名 : Wall Street
住所 : New York, NY
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間15分
チェルシー・マーケット
マンハッタンに観光で訪れる人の間で特に人気の観光スポットといえば「チェルシー・マーケット」でしょう。
チェルシー・マーケットは、オレオなどが製造されていたナビスコの工場の跡地を利用して造られており、マーケット・ショッピングモール・テレビ局などが同じ建物の中に入っています。
15年以上の歴史を持つこちらのマーケットには、チーズ・コーヒー・焼き菓子・ワインなどといった食品のお店をはじめ、洋服屋さんや雑貨屋さんなど、35を超える様々な種類のお店が集まっています。
日々、ランチや買い物を楽しむ観光客や地元の人で賑わっており、特に、ニューヨークやマーケットがデザインされた可愛い雑貨が売られているお土産屋さんなどは、お客さんがあとを絶ちません。
また、マーケットのあちらこちらではユニークな壁画を見ることができ、撮影スポットとしても人気です。
45分間のツアーも開催されており、チェルシーマーケットで見逃せないオススメのお店や食べ物などをチェエクできます。
マンハッタンの地元民の活気あふれるマーケットへ、ぜひ足を運んでみてくださいね!
チェルシー・マーケットの基本情報
名称 : チェルシー・マーケット
英名 : Chelsea Market
住所 : 75 9th Ave, New York, NY 10011
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間20分
電話番号 : (212) 652-2110
定休日 : なし
営業時間 :
月曜日から土曜日 7:00~14:00
日曜日 8:00~22:00
注意点 :
ツアー参加人数が6人よりも多い場合は、混雑状況を考慮し、8:30~11:00もしくは16:00以降のみの参加となっています。
ツアーに関する詳しい情報は、 (212) 652-2121へご連絡ください。
公式URL : Chelsea Market
チャイナタウン
「人種のサラダボウル」と呼ばれるアメリカでは、異なる宗教や文化を持つ人々が一緒に暮らしています。
マンハッタンも例にもれず、様々な背景を持つ人々が集まっていますが、中には同じ背景を持つ人のグループが集まってコミュニティを形成している場合もあります。
たとえばこちらの「チャイナタウン」もその内の1つ。
100年以上の歴史を持っているこちらのチャイナタウンには、およそ10万人の中国系移民が住んでおり、その数は年々増加しています。
漢字表記の看板や広告がいたるところにあったり、道ばたでおじいさんたちが中国語で楽しそうにおしゃべりをしていたりと、先ほどまでいたアメリカから一瞬で中国に来たかのように錯覚してしまうかもしれません。
また、レストラン街では、ガラス越しにペキンダックがいくつもぶら下がっているのが見えたり、エッグタルトん甘い香りがただよって来たりと、美味しい中国料理屋さんが軒を連ねています。
アメリカにいながらも中国の文化や食事も楽しみたいという方は、ぜひチャイナタウンを訪れてみてはいかがでしょうか?
チャイナタウンの基本情報
名称 : チャイナタウン
英名 : Chinatown
住所 : Henry StreetからHaster Street, Rutgers StreetからBrowadwayの間のエリア
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間10分
リトル・イタリー
チャイナタウン以外にも、同じ地域からアメリカへ移住して来た人々が形成したコミュニティがいくつかあり、その内の1つが「リトル・イタリー」です。
チャイナタウン同様に、アメリカにいながらにして異国の雰囲気を味わうことができるとあり、日々観光客が訪れています。
現在38軒のイタリアンレストランと3軒のイタリアンベーカリーが集うリトル・イタリー。
イタリア国旗がひらめく通りを歩いていると、どこからかただよってくるトマトソースの香りが食欲をそそります。
レストランなどの他にも、博物館や教会があるのでイタリア移民の文化を学ぶことができるでしょう。
「Most Precious Blood Church」という、日本語に訳すと「最も貴重な血の教会」という不思議な名前の教会がオススメですよ。
イタリアの美しい芸術や文化を学ベて、美味しいイタリア料理でお腹も満たせるリトル・イタリーへ訪れて損はないはずです!
リトル・イタリーの基本情報
名称 : リトル・イタリー
英名 : Little Italy
住所 : Canal StreetからBroome Street, Mott StreetからLafayette Streetの間のエリア
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間10分
公式URL : Little Italy NYC
イタリアン・アメリカン・ミュージアム
リトル・イタリーの街中には「イタリアン・アメリカン・ミュージアム」がひっそりとたたずんでいます。
こちらの博物館では、イタリアからアメリカへ移り住んだ人々や、その子孫のイタリア系アメリカ人について学ぶことができます。
当時リトル・イタリーで初めての銀行として活躍していた建物を、博物館として再利用しています。
写真や他の展示物を通して、イタリアからの移民たちのアメリカでの当時の暮らしを垣間見れます。
また、博物館の案内員はとてもフレンドリーで物知りな人ばかりなので、気になることやより深く学びたいことああれば気軽に質問できます。
建物自体は小さいものの館内の情報量は非常に大きく、建物に入る前と後ではリトル・イタリーが違って見えるはずです。
リトル・イタリーを訪れた際はぜひイタリアン・アメリカン・ミュージアムで、イタリア移民・イタリア系アメリカ人について学びましょう!
イタリアン・アメリカン・ミュージアムの基本情報
名称 : イタリアン・アメリカン・ミュージアム
英名 : the Italian American Museum
住所 : 155 Mulberry St, New York, NY 10013
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間30分
電話番号 : (212) 965-9000
定休日 : 月曜日から木曜日
営業時間 : 金曜日から日曜日 12:00~18:00
料金 : 無料
注意点 : 7ドルの募金が推奨されています。
公式URL : the Italian American Museum
ニューヨーク公共図書館
「ニューヨーク公共図書館」とも呼ばれているこちらの図書館は、正確には「スティーブン・A・シュワーツマン・ビルディング (Stephen A. Schwarzman Building) 」という名前があります。
合わせて92あるニューヨーク公共図書館の建物の中でメインの図書館として活躍しているため、図書館を代表して「ニューヨーク公共図書館」と呼ばれるようになりました。
そんなメインの図書館のサイズはというと、地上階が1階から3階までと地下階が1階の、計4階建ての巨大図書館です。
図書館の中にはカフェやお土産やさんなど、他の図書館ではあまり見たことがないようなものも入っています。
建物内には銅像や絵画などが飾られており、「図書館ではなくて美術館では?」と錯覚するほど。
天井には幾何学模様のデザインが描かれていたり、そんな凝った天井からはおしゃれなランプやシャンデリアが吊り下がっていたりと、豪華な装飾がほどこされた室内にびっくりするかもしれません。
また、2階にはニューヨーク公共図書館に関する写真やコレクションがずらりと並んでいるセクションがあり、ここでは公共図書館の歴史を簡単に学ぶことができます。
本を読む以外にも様々な楽しみ方があるニューヨーク公共図書館でのんびりと時間を過ごしてみるのも良いかもしれません。
ニューヨーク公共図書館の基本情報
名称 : ニューヨーク公共図書館
英名 : New York Public Library – Stephen A. Schwarzman Building
住所 : 476 5th Ave, New York, NY 10018
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (917) 275-6975
定休日 : なし
営業時間 :
月曜日・木曜日から土曜日 10:00~18:00
火曜日・水曜日 10:00~20:00
日曜日 13:00~17:00
料金 :無料
公式URL :The New York Public Library
自由の女神像
「ニューヨーク」といえば多くの方が「自由の女神像」を思い浮かべるのではないでしょうか?
正確にはマンハッタンではなく、マンハッタンの側を流れるハドソン川に浮かぶ小島「リバティー島」に建っています。
島はマンハッタンの南西に位置しているので、ダウンタウン・マンハッタンからは、1時間ほどで行くことができます。
この銅像は、アメリカ合衆国のイギリスからの独立100周年を記念してフランスから寄贈され、1984年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。
女神像の高さはおよそ34メートルで、たいまつのてっぺんまでの高さも合わせるとおよそ46メートルにもなります。
これに台座の高さおよそ47メートルが加わるとかなりの高さになるので、下から見上げると想像以上の迫力があります。
また、冠部分が展望エリアとなっているので、女神の頭の上からニューヨークの景色を一望するのもオススメですよ。
頭上に高々と掲げられた右手に握られているのはたいまつで、自由への道を照らしているという意味が込められています。
ちなみに、炎の部分は銅を純金でコーティングしてあるんです!
左手に持っているプレートには「July IV, MDCCLXXVI」と、アメリカ合衆国の独立記念日である1776年7月4日の日付けがローマ数字で刻印されています。
また、実は女神像の足元には引きちぎられた鎖と足かせがあるのですが、これはあらゆる抑圧からの解放を象徴しています。
さすが自由の国アメリカを象徴している像だけあり、いくつもの重要な意味が込められているんですね!
自由の女神像の基本情報
名称 : 自由の女神像
英名 : Statue of Liberty National Monument
住所 : New York, NY 10004
アクセス : JFK国際空港から車で40分、電車・バス・フェリーで2時間10分
電話番号 : (212) 363-3200
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 8:30~16:00
料金 :
4歳から12歳 9ドル
13歳から61歳 18.50ドル
62歳以上 14ドル
注意点 :
料金にはフェリーの費用が含まれています。
展望台への入場は予約制となっています。
展望台は別途3ドルかかります。
公式URL : Statue of Liberty National Monument
エリス島移民博物館
自由の女神があるエリス島のすぐ北西にある小さな島「エリス島」。
この島は1900年代後半から半世紀以上にわたり、ヨーロッパからの移民の「アメリカの入り口」として機能していました。
エリス島では1200万を超える数の移民を受け入れており、現在のアメリカ人の1億人以上は、先祖がエリス島からアメリカへ入国した移民だと言われています。
そんなエリス島の移民受け入れの歴史を垣間見ることができる場所が、島内にある「エリス島移民博物館」です。
こちらの博物館では模型や写真、映像などの展示物を通して、当時の状況やアメリカ国内でのエリス島の立ち位置などを学ぶことができます。
子どもが遠い自宅から持ってきたぬいぐるみなど、移民たちの所持品もいくつか展示されており、彼らを移民とひとくくりにするのではなく「1人の人間」として見ることができるのも、この博物館の魅力の1つです。
自由の女神像を見学に行く際には、ぜひエリス島移民博物館にも足を運んで見てくださいね。
エリス島移民博物館の基本情報
名称 : エリス島移民博物館
英名 : Ellis Island Immigration Museum
住所 : 1 Liberty Island – Ellis Island, New York, NY 10004
アクセス : JFK国際空港から車で50分、公共交通機関で2時間10分
電話番号 : (212) 363-3200
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 8:30~19:00
料金 :
4歳から12歳 9ドル
13歳から61歳 18.50ドル
62歳以上 14ドル
注意点 :
料金にはフェリー及び館内のツアー費用が含まれています。
公式URL : Ellis Island
< ミッドタウン・マンハッタンのオススメ観光スポット >
エンパイア・ステート・ビルディング
マンハッタンの高層ビル群の中でも特に高々とそびえ立っているのが「エンパイア・ステート・ビルディング」です。
こちらのビルには86階と102階の2種類の展望台があります。
どちらも朝8時から夜中の2時まで営業しているので、朝日に輝くマンハッタンや暗闇の中にきらめくマンハッタンなど、好きな時間にマンハッタンの景色を楽しめます。
1931年に完成したこちらの建物は、102階建てで高さはおよそ380メートル、天井上に伸びている長いアンテナの最端までを含めると高さはおよそ443メートルにもなります。
2017年時点で、アメリカで5番目に高いビル、世界では28番目に高いビルとなっています。
ビルの名前は、「帝国州」という意味である、ニューヨーク州のニックネームの「エンパイア・ステート」から名付けられました。
全5種類のチケットが販売されていますが、特にオススメなのは、86階の展望台への入場に90分間のツアー・記念写真・並ばずに入場できるVIP パスの3特典が付いた「プレミアム・エクスペリエンス」というチケットです。
175ドルと値段は張りますが、貴重なニューヨーク観光をさらに思い出深いものにするのにぴったりのチケットでしょう。
ニューヨークで群を抜いて高いビルの展望台から、マンハッタンの美しい景色を楽しんで見てはいかがでしょうか?
エンパイア・ステート・ビルディングの基本情報
名称 : エンパイア・ステート・ビルディング
英名 : the Empire State Building
住所 : 350 5th Ave, New York, NY 10118
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間15分
電話番号 : (212) 736-3100
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 8:00~2:00
料金 :
メインデッキ (86階の展望台への入場)
大人 37ドル
小人 31ドル
老人 35ドル
VIP パス 65ドル
スタンダードパス (86階・102階の展望台への入場)
大人 57ドル
小人 51ドル
老人 55ドル
VIP パス 85ドル
サンライズ・エクスペリエンス (日の出の時間帯の86階の展望台への入場) 100ドル
プレミアム・エクスペリエンス 175ドル
AM/PM・エクスペリエンス (午前と午後の2回、86回の展望台への入場)
大人 53ドル
小人 44ドル
注意点 : サンライズ・エクスペリエンスは、入場人数に制限があります。
公式URL : the Empire State Building
ロックフェラー・センター
「ロックフェラー・センター」という、マンハッタンの高層ビル群も人気の観光スポットです。
ロックフェラー・センターでは毎年クリスマスの時期になると巨大なクリスマスツリーの点灯式が行われており、点灯式をテレビなどで目にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ロックフェラー・センターは、5番街 (5th Avenue) と6番街 (6th Avenue) に建つ複数の高層ビルが集まってできた複合施設です。
中でも人気の観光スポットは、ビル群の中で1番の高さを誇る「30 ロックフェラー・プラザ」というビルの「トップ・オブ・ザ・ロック」という展望台です。
こちらの展望台は、先ほどご紹介したエンパイア・ステート・ビルディングの86階の展望台より60メートルほど低いものの、そこから見られる美しい景色は国内外で有名で、その壮大な景色を見ようと訪れる観光客があとを絶ちません。
冬の時期には、ロックフェラー・センターにアイススケートのリンクが現れ、子供から大人まで楽しめます。
展望台に加え、クリスマスツリーやアイススケートなど、冬にニューヨーク観光を考えている方にはぴったりの観光スポットです。
ロックフェラー・センターの基本情報
名称 : ロックフェラー・センター
英名 : Rockefeller Center
住所 : 45 Rockefeller Plaza, New York, NY 10111
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間5分
電話番号 : (212) 332-6868
定休日 : なし
営業時間 :
ロックフェラー・センター・プラザ 24時間
展望台 8:00~24:00
料金 :
ジェネラル・アドミッション
6歳から12歳 30ドル
13歳から61歳 36ドル
62歳以上 34ドル
VIP アドミッション 75ドル
ロックフェラー・センター・ツアー 25ドル
公式URL : Rockefeller Center
タイムズ・スクエア
「ニューヨークの観光スポット」と聞いて多くの方が思い浮かべるのが「タイムズ・スクエア」ではないでしょうか?
ニューヨークを舞台にした映画やドラマの中や、ニューヨークへ旅行に行った人がSNSに投稿した写真の中で、タイムズ・スクエアを見かけることがよくあると思います。
念のため、「よく見たり聞いたりするけれど、タイムズ・スクエアって正確には何?」という方のためにご説明すると、タイムズ・スクエアとは特定のお店や劇場の名前ではなく「繁華街」のことを指した名称なんです。
東西は第7番街 (7th Avenue) からブロードウェイまで、南北は第42ストリート (42nd Street) から第47ストリート (47th Street) までの範囲がタイムズ・スクエアと呼ばれています。
規模は異なりますが、イメージ的には東京の秋葉原の繁華街のような感じでしょうか。
ご存知の通り、タイムズ・スクエアにある建物はネオンサインや電球がまぶしく光る巨大な看板や広告で埋め尽くされています。
「眠らない街」の中心であるタイムズ・スクエアではもちろん真夜中になっても電気が消えることはなく、夜遅い時間帯になっても世界中から来た多くの観光客で賑わっています。
毎年恒例の新年のカウントダウンは世界中でも有名なイベントで、毎年タイムズ・スクエアに数十万人規模の人々が訪れて新年を祝います。
目がくらむほどにまぶしい、エネルギッシュなタイムズ・スクエアで新しい年の幕開けを祝うのもありかもしれません。
タイムズ・スクエアの基本情報
名称 : タイムズ・スクエア
英名 : Times Square
住所 : W 42nd StreetからW 47th Streetまで、7th AvenueからBroadwayまでの間のエリア
アクセス : JFK国際空港から車で35分、公共交通機関で1時間10分
公式URL : Times Square
ブロードウェイ・シアター
タイムズ・スクエアに足を運んだ際に訪れておきたいのが「ブロードウェイ・シアター」です。
「ブロードウェイ」が名前に入っている劇場は他にもいくつかありますが、実際にブロードウェイに建てられているのはこちらの劇場だけです。
映画館として1924年にオープンし、1928年にはミッキーマウスの映画シリーズの第1弾である「蒸気船ウィリー」をアメリカで初めて公開するなど、当初から多くの観客を惹きつけていました。
1939年に本格的な劇場としてオープンして以降は、「天使にラブ・ソングを…」や「マイ・フェア・レディ」といった日本でも有名なミュージカルの公演が行われてきました。
ミュージカルの本場ブロードウェイでミュージカルを見たいという方は、ぜひこちらのブロードウェイ・シアターで楽しまれることをオススメします!
ブロードウェイ・シアターの基本情報
名称 : ブロードウェイ・シアター
英名 : Broadway Theater
住所 : 1681 Broadway, New York, NY 10019
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (212) 239-6200
入場券売り場の定休日 : なし
入場券売り場の営業時間 :
月曜日から土曜日 10:00~20:30
日曜日 12:00~18:00
料金 : ショーの内容により異なります。
公式URL : Broadway Theater
マディソン・スクエア・ガーデン
ニューヨークで有名なコンサート会場といえば、「マディソン・スクエア・ガーデン」ですよね。
最大収容人数がおよそ19,000人にも上るこちらのアリーナは、会場内のデザインを変更することができるため、コンサートに加えてバスケットボールやアイスホッケーの試合など、様々なイベントが開催されています。
「ロック・アンド・ロールのキング」と呼ばれるエルビス・プレスリーや「ザ・ビートルズ」の元メンバージョン・レノン、最近ではマドンナやテイラー・スウィフトなど、音楽界のスーパースターたちがコンサートを行ってきました。
また、アントニオ猪木やジャイアント馬場が試合を行った場所でもあり、レスリングファンの間では「格闘技の殿堂」とも呼ばれているそう。
イベント時に訪れるのも良いですが、会場の裏側を見てみたいという方には「MSG・オール・アクセス・ツアー」という豪華なツアーがオススメです。
こちらのツアーでは、運が良ければスポーツ選手たちのロッカールームに入れたり、アリーナ内のデザインを変更しているところを見られたり、イベントの観客として入場したら見られないアリーナの舞台裏がのぞけます。
エルトン・ジョンのサインやデイブ・マシューのギターなども見られますよ。
マディソン・スクエア・ガーデンで、好きなスポーツの試合やアーティストのコンサートを思い切り楽しんで行ってくださいね!
マディソン・スクエア・ガーデンの基本情報
名称 : マディソン・スクエア・ガーデン
英名 : Madison Square Garden
住所 : 4 Pennsylvania Plaza, New York, NY 10001
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で50分
電話番号 : (212) 465-6741
入場券売り場の定休日 : 日曜日
入場券売り場の営業時間 : 月曜日から土曜日 10:00~18:00
料金 : ショーの内容により異なります。
注意点 : 日曜日にイベントがある場合は、入場券売り場は12:00もしくはイベントが開始する90分前に開きます。
公式URL : Madison Square Garden
グランド・セントラル駅
「グランド・セントラル駅」は、「マダガスカル」などの人気映画にも登場したニューヨークの巨大な駅です。
グランド・セントラル駅には、なんと、67もの鉄道の路線が集まっており、プラットホームの数は44と世界最大です。
また、全ての路線のプラットホームが地下にあるため、地上階はまるで博物館かお城の広間かのような、広くかつ洗練とされた美しいデザインとなっています。
毎日、12:30から75分間のツアーが開催されており、グランド・セントラル駅についてよく知るガイドが貴重な情報を伝えながら駅構内を案内してくれ、思わず「へ〜!」と言ってしまうはずです。
世界最大のプラットホーム数を誇る、ニューヨークの中心的駅から電車に乗ってみてはいかがでしょう?
グランド・セントラル駅の基本情報
名称 : グランド・セントラル駅
英名 : Grand Central Terminal
住所 : 89 E 42nd St, New York, NY 10017
アクセス : JFK国際空港から車で25分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (212) 340-2583
ツアーの料金 :
大人 30ドル
学生・70歳以上・10歳以下・軍人 20ドル
公式URL : Grand Central Terminal
MoMA
ニューヨークで世界の最先端のアートに触れたいという方にオススメの場所が「MoMA」です。
MoMAは、「The Museum of Modern Art (近代芸術の美術館) 」の略で、創造力・自由・寛容・許容などを重要視し評価する近代的な美術館です。
そんなMoMAでは、絵画・彫刻・写真はもちろん、普通なら捨ててしまうだろう空き缶やペットボトルを使用して造った像や、金属の棒や板で作られた像、さらには作りかけのパズルなど、多種多様なアートが展示されています。
自分のペースできになる作品を見て回るのも良いですし、ツアーに参加するのもアリでしょう。
ツアーに参加することで、それぞれの作品やそれを造った芸術家たちに対する理解がさらに深まるかもしれません。
芸術や文化の最先端であるニューヨークにあるMoMAに、一歩先を行くアートを見に行ってみてはいかがですか?
MoMAの基本情報
名称 : MoMA
英名 : The Museum of Modern Art
住所 : 11 W 53rd St, New York, NY 10019
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (212) 708-9400
定休日 : なし
営業時間 :
金曜日 10:30~20:00
土曜日から木曜日 10:30~17:30
料金 :
大人 25ドル
学生 14ドル
65歳以上 18ドル
16歳以下 無料
公式URL : MoMA
ブライアント・パーク
大都会でありながら自然も大切にしているマンハッタンには、緑あふれる公園がいくつもあります。
その内の1つである「ブライアント・パーク」には、「ZARA」や「Urban Outfitters」といったお店が集まるショッピング街の中で自然を感じられる憩いの場所として、近所の住民や会社員がよく訪れています。
広場では多数のイベントが開催されており、ヨガ・クラフト・ボードゲーム・バードツアーを楽しむ人々の姿を目にします。
これからの季節はさらに多くのイベントが予定されているので、ぜひ地元の人々に混じってブライアント・パークでのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、上の写真はブライアント・パーク内にある噴水を撮影したものです。
今年は3月後半まで寒さが続き、大雪に見舞われる日々が続いたニューヨークでは、公園の噴水も凍りついてしまっていました・・・
寒さが苦手な方には、天気が良く気温が高めな夏から秋にかけてニューヨーク観光をされるのがオススメですよ。
ブライアント・パークの基本情報
名称 : ブライアント・パーク
英名 : Bryant Park
住所 : New York, NY 10018
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (212) 768-4242
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 7:00~22:00
公式URL : Bryant Park
国際連盟本部
マンハッタンの東端に建っているのが「国際連盟本部」です。
こちらは1952年に建物が完成して以来、国際連盟の本部として活躍しています。
タートル・ベイという名前のエリアに建っていることから、そのまま「タートル・ベイ」というニックネームで呼ばれることもあります。
国家どころか世界の重要機関なので、簡単には入れないのでは?と思われるかもしれませんが、実は予約をすれば誰でも建物の中に入ることができるんです。
入館の際には厳しいセキュリティチェックが行われ、食べ物やナイフなどの持ち込みは禁止となっています。
セキュリティチェックを抜けると、国際連盟本部のツアーが始まります。
ツアーでは、テレビのニュースなどで見かけることがある「国連安全保障理事会議場」や「国連総会議場」など、世界のトップが集まり会議をする重要な場所に立ち入ることができるんです。
他にも、いくつかの会議場の他に、写真などの展示物を見学しながら国際連盟の歴史や活動について学ぶことができます。
また、ビジターセンターでは他ではなかなか見ることができない国際連盟関連のグッズが販売されており、お土産を購入するのにぴったりです。
世界中のリーダーたちが集う国際連盟本部でツアーに参加し知識を増やすのも、有意義なニューヨーク観光の手助けとなるかもしれません。
国際連盟本部の基本情報
名称 : 国際連盟本部
英名 : United Nations Headquarters
住所 : 405 E 42nd Street, New York, NY 10017
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (212) 963-4475
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 9:00~16:45
ガイドツアー料金 :
大人 : 22ドル
13歳以上の小人・65歳以上 15ドル
5歳から12歳の小人 13ドル
注意点 : ガイドツアーは月曜日から金曜日のみ開催されています。
公式URL : United Nations Headquarters
ヘルズ・キッチン
ニューヨーク州とニュージャージー州とをつなぐリンカーン・トンネルのすぐ近くの、ハドソン川に面したエリア一帯は「ヘルズ・キッチン」、日本語で「地獄の台所」という名前で呼ばれています。
「地獄の台所」とはなんとも不気味な名前ですが、19世紀半ばから後半にかけてこちらのエリアに住んでいた労働階級のアイルランド系アメリカ人をはじめ、素行の悪い人々が増えていったためにこのような名前で呼ばれることになったのだそう。
1900年代後半から少しずつ治安が改善されていき、現在ではマンハッタンの中でも特に高級なエリアとして多くのセレブや実業家たちの生活の拠点となっています。
またレストランも多く、アルゼンチン料理屋さんやタイレストランなど異なる国々の料理を楽しめます。
タイムズ・スクエアからは3ブロック程度の位置とほど近いので、両方同じ日に観光するのがオススメですよ。
ヘルズ・キッチンの基本情報
名称 : ヘルズ・キッチン
英名 : Hell’s Kitchen
住所 : W 34th StreetからW 59th Street, 8th Avenueから12th Avenueの間のエリア
アクセス :JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間10分
イントレピッド 海上航空宇宙博物館
「イントレピッド 海上航空宇宙博物館」は、アメリカ海軍で使用されていたイントレピッドという航空母艦の艦体を利用して造られた博物館です。
空母の中では写真や映像などを通して空母の歴史や働きについて学ぶことができます。
その他にも空母内にはNASAの宇宙船やヘリコプターなどが展示されており、特にヘリコプターは実際に乗り込んで擬似操縦体験をすることができる人気のアトラクションとなっています。
また、空母の飛行甲板の上に出ると数種類の飛行機が展示されているのを見ることができます。
子どもたちが参加できる教育イベントも多数開催されており、科学・海洋・宇宙などに興味がある方にオススメです。
「ナショナル・トレジャー」などの有名映画にも登場しているイントレピッド 海上航空宇宙博物館で、ぜひ空母や飛行機について学んでみてはいかがでしょうか?
イントレピッド海上航空宇宙博物館の基本情報
名称 : イントレピッド 海上航空宇宙博物館
英名 : Intrepid Sea, Air & Space Museum
住所 : Pier 86, W 46th St & 12th Ave, New York, NY 10036
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間20分
電話番号 : (212) 245-0072
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 10:00~17:00
料金 :
5歳から12歳 24ドル
13歳から64歳 33ドル
65歳以上 31ドル
注意点 :
公式URL : Intrepid Museum
セント・パトリック大聖堂
ロックフェラー・センターから1ブロックのところに建っている大きな大聖堂が「セント・パトリック大聖堂」です。
1879年に完成して以来、地元の住民はもちろん国内外から多くの人々がお祈りや観光のために日々訪れています。
アイルランドの聖人であるせんと・パトリックにちなんで名付けられたこちらの大聖堂を一目見たら、細部にまでこだわり抜いた荘厳な外観に圧倒されるはずです。
大聖堂の内部では、高い天井付近にはめられた何枚ものステンドグラスが、太陽の光を浴びて美しく輝いており、ステンドグラスを通して入ってきた日光が白い大聖堂を優しく色付けています。
また、大聖堂の奥にある巨大なパイプオルガンには、なんと9,000本以上ものパイプが使用されており、優しい音色を奏でています。
幻想的な美しさを一目見に、ぜひセント・パトリック大聖堂に足を運んでみてください。
なお、10人以上のツアーは毎週月曜日から金曜日に行われており、予約が必要です。
それより少ない人数のツアーは予約は必要ありませんが、大聖堂のウェブサイトに載っているツアーのスケジュールを確認してください。
セント・パトリック大聖堂の基本情報
名称 : セント・パトリック大聖堂
英名 : St. Patrick’s Cathedral
住所 : 5th Ave, New York, NY 10022
アクセス : JFK国際空港から車で35分、公共交通機関で1時間5分
電話番号 : (212) 753-2261
定休日 : なし
会堂時間 : 毎日 6:30~20:45
ギフトショップ営業時間 : 毎日 8:30~20:00
ツアー開催時間 : 9:00~11:00, 13:30~16:00
注意点 : ロックフェラー・センターでクリスマスツリーの点灯をする日に限り、大聖堂は19:00に閉堂します。
公式URL : St. Patrick’s Cathedral
< アップタウン・マンハッタンのオススメ観光スポット >
セントラル・パーク
「セントラル・パーク」といえば、マンハッタンで最大の公園であり、ニューヨークを代表する観光スポットですよね。
南北におよそ4キロメートル、東西におよそ0.8キロメートルという、巨大な長方形の公園です。
公園内は木々や草花にあふれ、上空から見ると、高層ビルだらけの灰色のマンハッタンにぽっかりと四角い緑色の穴が空いたように見えます。
公園には広い芝生のエリアに加え、湖・動物園・スケートリンク・自然保護区などが入っています。
また、「クレオパトラの針」と呼ばれる先端がとがった柱形の彫刻をはじめ、彫刻や銅像など29点が公園内の様々な場所に設置されています。
なお、こちらの公園の南西の角には「コロンバス・サークル」という円形の交差点があります。
周囲にはカフェやレストラン、雑貨屋さんなどがあり、観光客で賑わっています。
コロンバス・サークル周辺のレストランでテイクアウトした美味しい料理をセントラル・パークでのんびり味わう・・・なんていうランチも楽しいかもしれません!
セントラル・パークの基本情報
名称 : セントラル・パーク
英名 : Central Park
住所 : W 59th StreetからW 110th Street, 5th AvenueからCentral Park Wの間のエリア
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間15分
電話番号 : (212) 310-6600
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 6:00~1:00
公式URL : Central Park
ストロベリー・フィールズ
セントラル・パークを歩いていると、花々で美しく飾り付けられたモザイク画を目にするかもしれません。
これは何かと言うと、1960年台から1970年代にかけて大人気となったイギリスのロックバンド「ザ・ビートルズ」のメンバーであるジョン・レノンを記念して造られた記念碑なんです。
記念碑はジョン・レノンの妻であるオノ・ヨーコと当時のニューヨーク市長によって、ジョン・レノンの45歳の誕生日に合わせて捧げられました。
円形の記念碑はモザイク柄にデザインされており、中心には「IMAGINE (想像する) 」という言葉が入っています。
これは、ザ・ビートルズの「IMAGINE」という世界平和を願った歌からきているもので、世界に向けて平和の大切さを発信しています。
この記念碑があるのは「ストロベリー・フィールズ」と呼ばれる造園で、セントラル・パークの西端の、第72ストリート (72nd Street) あたりに位置しています。
ストロベリー・フィールズを訪れる多くの観光客やザ・ビートルズのファンは、色とりどりの花やいちごなどの果物を持ってくることが多く、記念碑の上にそれらを飾って行きます。
花や果物の他にも、手紙や写真などを置いていく人もおり、中にはギターを持ってきた人もいるほどです。
セントラル・パークはかなり広いですが、少し歩いてでもストロベリー・フィールズを訪れることをオススメします。
ストロベリー・フィールズの基本情報
名称 : ストロベリー・フィールズ
英名 : Strawberry Fields
住所 : W 72nd St, New York, NY 10019
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間15分
電話番号 : (212) 639-9675
定休日 : なし
営業時間 : 毎日24時間
料金 : 無料
公式URL : Strawberry Fields
トランプ・ウォールマン・リンク
セントラル・パーク内にある「トランプ・ウォールマン・リンク」は、冬の時期の名物となっています。
名前に「トランプ」と入っていますが、これはトランプ大統領が経営家だった当時にこちらのスケートリンクの改装を経済的に援助したことから来ています。
ニューヨーク市が何年もかけていた改装を、わずか4か月で終わらせてしまったトランプ大統領の経済力には脱帽ですね。
高層ビル群を背景に思う存分アイススケートを楽しむことができる数少ないスケートリンクです。
毎冬、地元の住民だけでなく世界中から訪れた観光客が、こちらのスケートリンクでアイススケートを楽しんでいます。
また、毎年開催されている「ウォールマン・オープン・スケーティング・コンペティション」 という大会や「アイス・ショー・アンド・ファミリー・スケーティング・パーティー」というアイスショーも、大勢の観光客で賑わいを見せています。
なお、ニューヨークの中でも特に人気なスケートリンクなので、12時ごろには長い行列ができていることも珍しくありません。
待つのは嫌という方には、会場時間の10時に合わせて行かれるのをオススメします。
トランプ・ウォールマン・リンクの基本情報
名称 : トランプ・ウォールマン・リンク
英名 : Trump Wallman Rink
住所 : 830 5th Ave, New York, NY 10065
アクセス :
電話番号 : (212) 439-6900
定休日 : なし
営業時間 :
月曜日・火曜日 10:00~14:30
水曜日・木曜日 10:00~22:00
金曜日・土曜日 10:00~23:00
日曜日 10:00~21:00
料金 :
月曜日から木曜日
大人 12ドル
11歳以下の小人 6ドル
老人 5ドル
金曜日から日曜日・祝日
大人 19ドル
11歳以下の小人 6ドル
老人 9ドル
スケート靴のレンタル 9ドル
注意点 : 現金のみお取り扱い可能です。
公式URL : Trump Wallman Rink
セントラル・パーク動物園
ストロベリー・フィールズ、スケートリンクとご紹介して来ましたが、セントラル・パークの中にあるのはそれだけではありません。
「セントラル・パーク動物園」は、セントラル・パーク内にある、ニューヨーク市で初めての動物園です。
レッサーパンダ・クマ・ユキヒョウといった陸上で生活する動物から、ペンギン・アシカ・毒ガエルなど水中・水辺に生息する生き物まで、セントラル・パーク動物園では全12種類の動物を飼育・展示しています。
人気アニメーション映画「マダガスカル」に登場したキツネザルも飼育されています。
動物たちの見学以外にも、ペンギンやアシカの餌やりなどの異なるアトラクションを楽しめます。
また、3D映画の上映中に風が吹いたり雪が降ったりする体感型の「4Dシアター」の鑑賞も人気のアトラクションの1つです。
動物たちを、間近で見たり触れ合ったりできるセントラル・パーク動物園で、ぜひ動物たちの生態を学んだり、可愛い姿に癒されたりしに行ってみましょう!
セントラル・パーク動物園の基本情報
名称 : セントラル・パーク動物園
英名 : Central Park Zoo
住所 : E 64th St & 5th Ave, New York, NY 10021
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間15分
電話番号 : (212) 439-6500
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 10:00~16:30
料金 :
ジェネラル・アドミッション (当日券)
3歳から12歳 7ドル
13歳から64歳 12ドル
65歳以上 9ドル
4Dシアターへの入場
3歳以上 7ドル
動物園・子ども動物園・4Dシアターへの入場 (オンライン購入)
3歳から12歳 13ドル
13歳から64歳 18ドル
65歳以上 15ドル
公式URL : Central Park Zoo
アメリカ自然史博物館
セントラル・パークの周辺に博物館や美術館がいくつかありますが、公園の西端に隣接している博物館が「アメリカ自然史博物館」です。
全ページでもご紹介した「ナイト・ミュージアム」の舞台となったのが、こちらのアメリカ自然史博物館です。
こちらの博物館の外観は、まるでお城のような見た目になっており、その大きさと豪華な造りに驚く人も多くいます。
そんなお城のような建物の中に入ると、「ナイト・ミュージアム」にも登場した恐竜の化石が出迎えてくれます。
恐竜の他にもミイラやアンモナイトなどの化石や、歴史的な展示物がずらりと並んでいます。
さらに奥へ進むと、巨大なクジラの剥製が天井から吊るされており、まるでクジラが空を飛んでいるかのようなエリアがあり、ここでは海の生物について学ぶことができます。
その他にも数え切れないほどの標本や模型などが展示され、宇宙・アマゾン・昆虫・人体など、様々なテーマについて知識を増やすのを助けてくれます。
世界的にも有名なこちらの博物館で、地球上の生態系や宇宙の造りについて楽しみながら学んでみてはいかがでしょうか?
アメリカ自然史博物館の基本情報
名称 : アメリカ自然史博物館
英名 : American Museum of Natural History
住所 : Central Park West & 79th St, New York, NY 10024
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間20分
電話番号 : (212) 769-5100
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 10:00~17:45
料金 :
大人 22ドル
2歳から12歳 12.50ドル
学生・老人 17ドル
注意点 : 特別展示場への入場には別途費用がかかります。
公式URL : American Museum of Natural History
メトロポリタン美術館
アメリカ自然史博物館とは反対側の、セントラル・パークの東側に位置しているのが「メトロポリタン美術館」です。
メトロポリタン美術館といえば、先ほどご紹介したMoMAやアメリカ自然史博物館と並ぶニューヨークの大人気ミュージアムの1つです。
1872年にオープンしたこちらの美術館は、150年以上の歴史を持っています。
1970年には100周年を記念して大規模な改装工事が行われ、それまでよりもさらに広い造りになったため、より多くの芸術品を展示できるようになりました。
館内では、ヨーロッパ・アジア・エジプトなど世界各地の彫刻や絵画から、近代・中世・古代といった様々な時代の美術、そして鎧や刀といった武器などまで、幅広い種類の作品が展示されています。
日本の鎧かぶとや日本刀も展示されていますよ。
ロダンやモネ、ゴッホなど有名な画家たちの作品も多く展示されています。
自由に見てまわるのも良いですが、より深く学びたいという方にはツアーへの参加や音声ガイドのレンタルをオススメします。
メトロポリタン美術館で、世界の芸術を味わってきてはいかがですか?
メトロポリタン美術館の基本情報
名称 : メトロポリタン美術館
英名 : The Metropolitan Museum of Art
住所 : 1000 5th Ave, New York, NY 10028
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (212) 535-7710
定休日 : なし
営業時間 :
日曜日から木曜日 10:00~17:30
金曜日・土曜日 10:00~21:00
料金 :
美術館への入場
大人 25ドル
学生 12ドル
老人 17ドル
音声ガイドのレンタル
13歳以上 7ドル
12歳以下 5ドル
14人以下のグループ 6ドル
15人以上のグループ 4ドル
公式URL : The Metropolitan Museum of Art
リバーサイド・パーク
「マンハッタンで最も美しい公園は?」と尋ねられたら、多くのニューヨーカーが「リバーサイド・パーク」と答えるでしょう。
リバーサイド・パークは、第72ストリート (72nd Street) から第158ストリート (158th Street) まで、南北の長さはおよそ6.5キロメートルに渡り、端から端まで歩くとおよそ1時間もかかるんです。
公園内にはスポーツコートやスケートパーク、サイクリングロードなどがあり、子供からお年寄りまで、思い思いの方法で心地良い時間を過ごすことができる工夫がされています。
地元の人々も、ヨガ・ピクニック・犬の散歩などを日常的に楽しんでいます。
穏やかなハドソン川の景色を見ながらウォーキングやジョギングをしたいという方に、リバーサイド・パークはぴったりの公園ですよ!
リバーサイド・パークの基本情報
名称 : リバーサイド・パーク
英名 : Riverside Park
住所 : W 72nd Streetから W 158th Street, Riverside Driveとハドソン川の間のエリア
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間10分
電話番号 : (212) 870-3070
公式URL : Riverside Park
さくら・パーク
「さくら・パーク」は、リバーサイド・パークのすぐ隣にある小さな公園です。
こちらの公園には2,000本を超える桜の木が植えてあり、それが公園の名前の由来となっています。
1909年に「ハドソン・フルトン・セレブレーション」という、ハドソン川の発見と蒸気パドルの商用利用をお祝いする式典がありました。
その式典の記念として、1912年に桜の木が日本からニューヨークへ贈られたのです。
春になると、満開の桜を見に大勢の人がさくら・パークへ訪れます。
春頃にニューヨーク観光をお考えの方は、さくら・パークの桜の開花に合わせていってみるのも良いかもしれませんね。
さくら・パークの基本情報
名称 : さくら・パーク
英名 : Sakura Park
住所 : 500 Riverside Dr, New York, NY 10027
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間20分
電話番号 :
公式URL : Sakura Park
リンカーン舞台芸術センター
アートの街ニューヨークで、洗練された音楽や踊りを鑑賞したいという方は、ぜひ「リンカーン舞台芸術センター」へ訪れてみてください。
リンカーン舞台芸術センターには、オーケストラホールやジャズセンターなど、屋内外合わせて30もの施設が揃っており、オペラ・演劇・映画・オーケストラ・ダンスなど、様々な種類のパフォーマンスの公演が開催されています。
これまでに、「ニューヨーク・シティ・バレエ団」や「メトロポリタン・オペラ」など、各ジャンルのトップレベルのパフォーマーたちが公演を行ってきており、毎年500万人以上がセンターに足を運んでいます。
ぜひリンカーン舞台芸術センターへ、バレエやオーケストラなどの力強く輝く芸術を見に行ってみてはいかがでしょう?
リンカーン舞台芸術センターの基本情報
名称 : リンカーン舞台芸術センター
英名 : Lincoln Center for the Performing Arts
住所 : 10 Lincoln Center Plaza, New York, NY 10023
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間30分
電話番号 : (212) 875-5456
定休日 : なし
営業時間 :
月曜日から土曜日 10:00~18:00
日曜日 12:00~18:00
料金 : ショーの内容により異なります。
注意点 : 営業時間は施設によって異なる場合がありますので、公式ウェブサイトをご確認ください。
公式URL : Lincoln Center for the Performing Arts
アポロ・シアター
アップタウン・マンハッタンといえば、アフリカ系アメリカ人が多く住む「ハーレム」と呼ばれる地域で有名ですよね。
ヨーロッパ出身の先祖を持っている人が多く住んでいるニューヨークですが、ハーレムのほとんどの住民はアフリカ系アメリカ人です。
そんなハーレムの文化を間近で見ることができるのが「アポロ・シアター」です。
こちらの劇場では、ダンスや歌、スタンドアップ・コメディなどのショーが週に2回から3回の頻度で開催されています。
「アマチュア・ナイト」というイベントも開催されており、プロとしてデビューを目指す歌手やダンサーが様々な演出で観客を魅了します。
また、劇場は「ニューヨーク・シティのランドマーク」や「歴史的なナショナル・ランドマーク」の1つに選ばれるなど、歴史的にも重要な存在とされています。
ニューヨークに住むアフリカ系アメリカ人の歴史と文化を肌で感じに、アポロ・シアターへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
なお、ハーレムは治安が悪いことで有名な地域として知られています。
基本的なことですが、知らない人に付いていかない、夜中に出歩かないなど、危険な状況に巻き込まれないように十分に注意した行動を心がけながら楽しみましょう。
アポロ・シアターの基本情報
名称 : アポロ・シアター
英名 : Apollo Theater
住所 : 253 W 125th St, New York, NY 10027
アクセス : JFK国際空港から車で40分、公共交通機関で1時間30分
電話番号 : (212) 531-5305
入場券売り場の定休日 : 日曜日
入場券売り場の営業時間 :
月曜日から金曜日 10:00~18:00
土曜日 12:00~17:00
料金 : ショーの内容により異なります。
公式URL : Apollo Theater
ヤンキー・スタジアム
最後にご紹介するのは、野球好きなら誰もが知っている「ヤンキー・スタジアム」です。
正確には、アッパー・マンハッタンから少し北西に出たブロンクスに位置していますが、ニューヨークで最も人気がある観光地の1つなので、こちらでご紹介いたします。
こちらのスタジアムは、現在は「マーくん」こと田中将大選手が在籍し、以前はイチローや、「ゴジラ」こと松井秀喜選手が在籍していたことでも有名な野球チーム「ニューヨーク・ヤンキース」のホームスタジアムでもあります。
野球の試合以外にも、ツアーが開催されていたりパーティー会場としても使われていたりもします。
ヤンキー・スタジアム内のツアーに参加して、スタジアムの裏側を見たり、スタジアムやニューヨーク・ヤンキースの歴史について学んだりするのも楽しそうですね。
ニューヨークでマーくんの活躍を生で観戦する、なんていう興奮の野球観戦はいかがですか?
ヤンキー・スタジアムの基本情報
名称 : ヤンキー・スタジアム
英名 : Yankee Stadium
住所 : 1 E 161st St, Bronx, NY 10451
アクセス : JFK国際空港から車で30分、公共交通機関で1時間30分
電話番号 : (718) 293-4300
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 9:00~17:00
料金 :
クラシック・ツアー
15歳から59歳 25ドル
4歳から14歳・60歳以上 23ドル
プレ・ゲーム・ツアー (すでに試合のチケットを購入してある人が対象の、試合直前のツアー) 40ドル
注意点 :
試合のスケジュールによって営業時間が異なる場合があります。
オンラインでクラシック・ツアーのチケットを購入する場合は、20ドルです。
公式URL : Yankee Stadium
以上、マンハッタンのオススメ観光スポットエリア別37銭でした。
気になる観光スポットは見つかったでしょうか?
次のページでは、マンハッタンでぜひ訪れてほしいレストランやカフェをご紹介いたします!